駆け出しワーママerikaの記録

都内フルタイム勤務erikaの子育て両立ブログ

都内在住ガツガツ系ワーママ会社員erika。手間省いて充実した毎日に勤しむ。

渋谷区平成28年度保育園承認非承認結果 と我が家の保活記録

無事に第一希望の認可園に通りました。
今後保活される方の参考になるかもと思い、ここに記録を残します。
まずは、各園の募集人数pdfを下記に。
 
●募集人数おさらい
・0歳児クラス、1歳児クラスしか募集がない
 →3歳神話を信じている方は最近は少なくなってきてると思うけれど、もし3歳まで一緒にいたいと願ったら、小学校まで認可保育園には預けられないことを覚悟する必要あり。つまり、仕事を諦める必要あり。悲惨。
 
・各園募集は一桁
 →子どもが増えている渋谷区、この人数で間に合うわけ、ないよね。ということで各家庭でのポイント競争が毎年シビアになるのを再認識。
3ヵ月健診の時に、「経済的な不安がある」にマルをつけており、面談員さんからヒアリングを受けた時に、認可外の保育料が高くて家計がツライと会話。そしたらその時、今年は0歳児だけで300人くらい多い、といってました…こればっかりはね、通るといいですね、と慰められておしまい(笑)
 
・新設園
 →募集人数が多いが、その分人が集中して入れないと聞きます。油断できない。
 

f:id:milderica:20160217121934j:plain

 
 ●4月入園の申し込み締め切り
11月30日(一次募集)
2月18日(二次募集)
 
●我が家の保活詳細
 両親フルタイム社員 20ポイント×2 
 対象児童を有償で預けている 2ポイント
 両親就労実績6ヶ月以上 1ポイント×2
で、44ポイントでした。
 
4月入園はみな44ポイントきっちり揃えてエントリーしてくるので、ここが用意できないとそもそも競争のテーブルにのれないのでご注意。兄弟ポイントには負けてしまうので第一子の方は同一ポイント内での競争になります。もし希望園定員が兄弟ポイント持ちで埋まってたらその時点でアウトってことですね(参考:出産前に役所の担当さんからヒアリングした内容)
 
なお、
・両親遠方(他界含む)
・両親就労中 
なので、同一指数内での優先度についても、問題ありません。
実家が遠くてよかった。義実家どちらも働いててよかった…。
 
おちびさんが10月生まれなので、産休を2ヶ月とって
有償で預けている実績の2ポイントのかわりに、育休2ポイントでもよかったのですが、
エントリーの時点ではまだ「産休」期間で「育休」が始まってないので育休の書面を手配することができず、ポイント加算してもらえるか不安な点でした。もし加算されないと42ポイントになってしまうし…。
 
そして、育休の2ポイントが加算してもらえたとしても、
育休よりも有償の2ポイントの方が同一指数内では重みがあるため
確実にポイント計算ができる有償を選択。産後休暇を1.5ヶ月で切り上げ、11月末の申し込み時には復帰済で受託ポイントが手に入るようにしました。からだが、辛かった…。そして託児・認可外は高かった…給料のうち結構な量がフッ飛びます。
 
※同じ2点の重さが違うのは、
「途切れたらヤバイ」という点において、既に復帰している人の方が優先度が高い、という判断によるものと思われます。受託で費用をかけてでも復帰している「切実さ」「行政サポートの必要さ」というのがあるのかな。ドライな表現ですが、育休は延長すればいい、ということなのかな、と感じました。。もちろんできっこないから退職とか色々炎上するわけですが。がくり。
(託児所の先生からおとなり目黒区の情報を聞いたのですが、目黒では受託内でも金額が高い方が更に同条件内で優先される、とのこと…なんてシビア!渋谷はどうだったんだろう。。)
 
ぜーんぶ同一指数だったときの調整項目「課税額」については渋谷区、そもそも都心部なので高収入世帯がやまほどいると思うので我が家は安泰。そこそこセレブのいるだろう区に住む庶民ですのでその点では相対的に有利(いいのかわるいのか、、笑)
 
そして行為に意味があったかはわかりませんがダメ押しで、
28年1月1日むけの〆も11月末だったので、これも申し込みをしておきました。
前年度に申し込みしてあり、「待機」もしてるぞ、という実績になるかなと思って。
もちろん通過することは一ミリも考えてなかった。
 
 
 
●我が家の保活結果
第一希望に通りました!!
 めでたい。
無理をたくさんしたけれど、どうにか通えることになってよかったです。
とはいえ、フルタイム復帰しているので夕方に保育園がしまった後、シッターさんを手配したり認可外を継続したりとお金が引き続きかかることになります。もしかすると同じくらいお金がかかるかも。これはこれから春までにまたリサーチし、各種手配をかけるのでいつか記事にします。
 
もし通過してなかったら今通ってる認可外を春からも継続する予定でした。高いけれど。
いずれにしてもキャリアが断絶したりするより、一時的な出費がかさむのはしかたないとしてがんばるんだと思います。我が家の方針。お金で解決できるものはお金で。長期的にプラスになるのなら、いっときはつらかったとしてもグッと耐えて生涯年収でちゃんと不利にならないようにしよう、と。
 
以上。
いろんな方の保活系記事がたくさんあがってますが、、、、どなたかの参考になればいいなと思います。ほんと、大変だった。
 
●保育に対して思うこと
保育園を増やすっていうのも勿論急務だと思うんだけど、シッターとか小規模保育とか、そういうものにも保育園にはいるのと同じくらいの負担でいけるっていう支援を行政には考えてもらいたいと強く思います。
 
ハコものって作るだけでお金かかるし。今は上り調子だけどゆくゆく子どもが減っていくんだろうとは思うし。だから待機がいても増やせなかったりするんでしょ。場所抑えたりとか、大変でしょ、とかとか。
 
保育園一極集中になっちゃうからこうやって、競争になっちゃうんだわ。こんなんだから、子ども産めない!とか思っちゃうんだわ。産んだら親の人生がやむにやまれず、諦める方向に変わっちゃう感があるんだわ。
 
こんなんで、ほんとに子ども増やす気あるのかしら。
支援する気あるのかしら。支援の仕方間違っているんじゃないの?すべてのこどもにどんな方法であってもいいので保育の提供を確約するって方向でもっと工夫できるんじゃないの?
って思います。
いろんな方法があるけれど、これからの日本の人口や税収、福祉を頭数でも金銭面でも中核を担っていくはずの希望たちがこんなにのぞみにくい状態っておかしい。
 
なんだかとめどなくなっちゃってきたけど、保育園の先生が足りない、とかもね。給与が激務のわりに低いからよ。保育経験があれば資格なくても登用できる方向とか、変です。専門職なのに。看病経験があれば看護の仕事が病院でできます、っていってるのと同じ。子どもに家で宿題見てあげられればじゃあ学校の先生ができるのか、と。
一対一、家族に対してやれることと、集団に、理論に基づいて個々を導いていけるかってまったく別のスキルだと思うのです…。
 
※なんだか感情的になっちゃった…
身内が資格持ちで、保育の仕事をしない人が何人もいるのでつい合わせてここに記しておく。
 
 

※認可外をおさえるために必死になっていた頃の記録
milderica.hatenablog.com

 

 ※渋谷区役所に質問にいったときの記録

milderica.hatenablog.com